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【楽しく仕事をしたい】を実現するための「仕事の捉え方」とは

インタビュー
【楽しく仕事をしたい】を実現するための「仕事の捉え方」とは

楽しく働きたいという方は必見!楽しく働くための「仕事の捉え方」とは。
数字管理だけでない、人間力でスタッフを引っ張るエルフレッチェ統括の中島先生にお話を聞いてきました。

プロフィール

取得資格:鍼灸師
新卒でエルフレッチェに入社。とにかく楽しいことをしたい、という理由で福島から上京してきた。エルフレッチェの見学会の際にオレンジ色の靴下をはいていく猛者。現在は統括として新店舗の企画から院全体のマネジメントまで幅広くこなす。

資格取得の経緯

スポーツに打ち込んだ学生時代。「ありがとう」を直接もらえる鍼灸師の道へ


治療家ナビ
まずは資格を取得した経緯を教えてください!

中島先生
もともと鍼灸師という資格は幼いころから知っていました。
というのも神奈川で開業している親戚がいて、鍼灸師になることを昔から勧められていたんです。
その人は柔道整復師の資格を持っていたこともあり「鍼灸師、いいぞ。」と。
中学生くらいから言われてきました。

治療家ナビ
それではもう幼いころから鍼灸師の道に一本!という感じですか?

中島先生
いえ、学生の頃は深く考えていませんでした。
ただスポーツを頑張っていたので整骨院にも縁があったんです。
腕が故障した時も治してもらいましたし「整骨院の先生はかっこいいなぁ」という思いはありました。

治療家ナビ
スポーツ少年だったんですね。

中島先生
はい、おかげ様で高校もスポーツ推薦で入学できました。笑

治療家ナビ
すごい!

中島先生
でも、高校入学から急にハンドボールに興味を持っちゃって。

治療家ナビ
ハンドボールですか!?

中島先生
はい。笑
楽しそうだなって。
高校入学から方向転換して野球から急遽ハンドボールにシフトチェンジして、3年間ずっと頑張ってきました。
努力が実って県の選抜にも選ばれたりして。
お陰様で大学でもスポーツ推薦をいただきました。

治療家ナビ
決めたら一直線なんですね…。ちゃんと結果を出されてかっこいいです。

中島先生
いえいえ笑
ですが、ハンドボールは野球と違って実業団しかないんです。将来の事を考えたときにハンドボール一筋では厳しい…、と。
そこで「鍼灸師」という選択肢が浮かびました。
もともと整骨院に馴染みもありましたし、親戚に開業している人もいたのでそのまま資格取得の道を選んだ、という形です。

治療家ナビ
今までの積み上げたものを壊して、この道に進まれたんですね。

中島先生
そうですね。
周囲の人からは「鍼灸師って大変だよ。」と何度も諭されましたが、もともと人と関わることが好きだったので、「何とかなるだろう」と思ってました。
結果的に人から「ありがとう」を直接聞ける仕事につけて良かったです。

就活の軸

新卒時の就活軸は「人」。楽しく仕事ができる環境を求めて東京へ。


治療家ナビ
エルフレッチェさんには新卒入社されたとお伺いしていますが、きっかけは何だったのでしょうか?

中島先生
就職活動のときに合同企業説明会に参加した事がキッカケです。
その説明会で話を伺った院から、いまのエルフレッチェグループを紹介されまして。
「君に合うような面白いところがあるぞ!」と。笑
もともとその時は福島にいたのですが、家をでたい!東京にいきたい!という願望が強くエルフレッチェに興味津々でした。
当時は就職活動という名目で東京に来るのが楽しくて楽しくて、観光気分で会社回りしてました。
ちなみにエルフレッチェグループの見学会に行くときに履いた靴下はオレンジ色です。

治療家ナビ
(*真似してはいけないやつです。)
代表の岡本先生はその当時なんと仰ってました?

中島先生
「あいつやべーな」って言われてたみたいです。

治療家ナビ
(ですよね。)
エルフレッチェグループに飛び込んだのは何が決めてでしたか?

中島先生
仲の良いところでしょうか。
今でこそグループ展開していますが、私が就職活動していた当時はバリバリの個人院だったんです。メンバーは先輩が3人、岡本先生とその奥さんで6~7人ほど。
和気あいあいでアットホームな雰囲気が楽しそうだった事が決め手です。
仕事終わりにお祭りに行ったり、でも仕事はしっかりストイックに!
そういうメリハリのある関係性が私は好きです。

治療家ナビ
では就活の軸は「人」でしょうか?

中島先生
そうかもしれません。就活の軸も「楽しいことをしたい!」という1本だけでしたしね。
いまは規模が大きくなってきましたが、いまだにアットホームだけど仕事はストイック、という空気は残っているんじゃないかな?と感じます。

治療家ナビ
エルフレッチェさんは、さっぱりとしていて優しい方が多い印象でしたが、そういう風土は中島先生たちが作り上げてきたんですね!

仕事をする上で意識している事

スタッフの成長を最大限に引き出すための秘訣は「どうすれば良いか?」を一緒に考えること。


治療家ナビ
統括とはどのようなお仕事なのでしょうか?

中島先生
全ての院の予算や利益の管理がメインですね。
院長だったら担当する院の利益追求やスタッフの管理がメインですが、私の場合はもっと大枠で利益の管理をしています。

中島先生
具体的には、各院へ1週間に1回は訪問して、エリアマネージャー・院長と数字の進捗を共有しあって方向性を確認します。

治療家ナビ
売上が伴わない場合はどうされるのでしょうか?

中島先生
院の数字を作るのは院長自身が考えてほしいので、「どうすれば良いと思う?」というのを常に質問するようにしています。
こちらから答えを提示することは簡単なのですが、本当にその院長の成長を考えるなら院長自身が向き合った方がいいと思っています。

中島先生
もしかしたら間違えている可能性があっても、自分の考えたことや思ったことを大事にしてほしい。私からの会話は「自分で考えを持つことを意識してもらうこと」をメインにしています。なので、基本的には質問や相談を受けることの方が多いです。

治療家ナビ
なるほど!売上を追ってもらうために気をつけていることはありますか?

中島先生
データをだすようにしていますね。
去年や一昨年までの院の実績を「今までこういう推移で数字が伸びてきたよ」と伝えた上で、今年はここまでの実績を作るべきだし、来年はここまで伸びていたい。というのをしっかりと説明しています。

中島先生
会社全体で5年後のビジョンはある程度決まっているので、それを数字と一緒に伝えることが大事です。そうすると相手も腹落ちして走れると思うので。

治療家ナビ
-緻密なコミュニケーションがあるからスタッフ一人一人が自律されてるんですね。
ー「うまくいかない院」と「うまくいっている院」に違いはありますか?

中島先生
エルフレッチェグループに限ってですが…何か原因がある事に対して「なぜ?」が詰めきれてない事が多かったです。
「上から言われたからやってみよう。」という思考になってしまっていたり。

中島先生
「なぜ?」を突き詰めてみると、結果的に患者さまの求めている物が違っていたりするんです。

例えば…
・患者様を見送るときは必ず一人は院をでて挨拶する。
大きな声で挨拶する。
・ちゃんとお客様の痛みをヒアリングする
など…


中島先生
単純に技術力を追い求めることも大切ですが、さらにその一歩手前の「姿勢のルール」が守られていないだけで、うまくいかなくなったりします。

中島先生
挨拶なんて当たり前の事ですが、上記のことを組織としてスタッフ1人1人が守ってくれる事が強みになると思っていて。

中島先生
もし院がうまくいっていないと感じるなら、技術力などの他要因もあるかもしれませんが、接客の姿勢などを振り返ってみるのも大事だと思っています。
エルフレッチェグループでは重要視していますね。

治療家ナビ
確かに。伸びている会社は当たり前のことをしっかり守っている印象があります。
ーお仕事をする上で皆さんが大事にしているスタンスはありますか?

中島先生
上記を踏まえた上で、振り返りを行ってマイナスな部分は100%の行動量でカバーしていこう!というスタンスで仕事をしていますね。
100%の行動量で挑戦してみて改善が出来なければ素早く方向転換していく。
うまくいかないなら他の良い所を参考に試行錯誤してみよう。というのがエルフレッチェの基本的な動き方です。

治療家ナビ
しっかりと行動指針があるんですね。

中島先生
はい。
少し堅苦しいかもしれませんが、治療家としてお客様を大切にする。という当たり前の姿勢をルール化して皆で守るようにしています。

治療家ナビ
ありがとうございます!
ー院の運営管理以外にも何かやられていますか?

中島先生
会社の3年後5年後どうなっているか。近い未来について代表と話し合いながら戦略を考えていることが多いです。具体的にはいつ店舗をだすのか、物件やエリア調査をしたり。

中島先生
院をオープンするのであれば、”どのくらいの時間から開店して、閉店はどのくらいにするのが良いのか”などのリサーチ業務を怠りません。
直近では都内に進出することも考えていて。

スタッフの中で開業したい・自分のお店を持ちたい!という人も、そろそろ出てくる頃合いじゃないかと思っています。
そういう人たちをOBとして応援したいし、何か施策を走らせられるんじゃないかと色々と構想を練っていて…。考えることは沢山ありますね。笑


(真剣な面持ちで話してくださいました)


治療家ナビ
エルフレッチェさんは上記のような行動指針や会社の想いが、全スタッフに行き渡っている印象ですが、普段からどのように接していらっしゃるんですか?

中島先生
院長は親、スタッフは子供という風に伝えています。
表現が妙かもしれませんが本質的な意味でいうと、親は子供の成長を願うと思うので、そういう風についてきてくれるスタッフをを大事に思う重要性を常に伝えています。

中島先生
院長だけでなくエリアマネージャーや私も、ついてきてくれる人の今後をどうしたら良いか面談で話し合います。
お互いを深く尊重し合うことがエルフレッチェの基盤になっています。

治療家ナビ
現場では例えばどんな所がそう感じますか?

中島先生
最近面白いと感じたのは、院長が使う言葉をスタッフ達も真似したりするんです。
これ、特に強要しているわけではなくて。
スタッフの人たちは院長を。院長はその上の上長(エリアマネージャー)の言葉や姿勢をしっかり見聞きしているんですよ。

治療家ナビ
そういう関係になるのは難しくありませんか?

中島先生
難しいと思いますが、どこの院も共通していることは、スタッフに対してマイナスな発言しない事が決め手かもしれません。
マイナスな発言は全て上長にするように伝えています。
なので、一緒に仕事をする事が楽しい!と思ってくれてるスタッフが多い印象ですね。

楽しく仕事をするためにはマイナスな状況を「構えたり・悲観しない」こと。


治療家ナビ
エルフレッチェさんはどのスタッフさんも全力で仕事を楽しんでいる印象です。
けれど仕事をする上で、つらいことも多くないでしょうか?

中島先生
そうですね。つらいことや悲しいことは仕事をしていれば出てきますが、マイナスの状況をプラスにかえれるように思考を切り替えることが重要だと思っています。

治療家ナビ
思考を切り替える。

中島先生
ちょっと厳しい感じに捉えられてしまいますかね?笑
マイナスな感情を無理やりプラス思考にしてくれ!という話ではないですよ!

中島先生
マイナスって悪いことではないと思ってるんです。
その状況を改善するために必要なことなので。
マイナスというと構えたり悲観する人が多い印象ですが、その先が明るくなるように頑張ればいいと思っています。そういう風に捉えると少し楽になりませんか?

治療家ナビ
確かに…!院全体もそういう雰囲気なんですね。

中島先生
数字を実際に追うスタッフだけじゃなくて、私や経営層もそういう視点で仕事に臨んでいます。
例えばエルフレッチェには多数の制度を用意していますが、常にマイナスなことを汲み上げてブラッシュアップしています。
今のままが一番最適!だとは思っていないので、改善は沢山していきたいですね。
去年まではこういう制度だけれど、今年からはこういう風にいく。という感じに変化させていきます。

治療家ナビ
凄い!しかし「変化」というと、それがデメリットになる人がでてきたりしませんか?

中島先生
エルフレッチェは「現状維持は?」と問うと「衰退」と返ってくることが多い組織です。
変化の理由をしっかり伝えること・いま変化するだけでなく、これからも変化していく方針をずっと言い続ける姿勢を見せていれば、ついてきてくれるスタッフの方が多かったですね。

デメリットがあったとしても、不安だと思う部分を整えてあげれば、大丈夫です。


治療家ナビ
なるほど。ありがとうございます!コミュニケーションがエルフレッチェさんを強くしているように感じました。


左が中島統括・右が岡本社長
(インタビューの内でも信頼感が見えるお二人です)

共感している働き方

とにかく成長思考で活気・スピード感のある職場「エルフレッチェ」


治療家ナビ
ーエルフレッチェはどんなスタッフさんが多いでしょうか?

中島先生
今のスタッフはみんな「自分がこうなりたい、それに対してどうするべきか」というのを持っていますね。成長したい。成長したい。って。
私自身も「成長したい」という人が好きですね。

治療家ナビ
あえて一つ。他の会社には負けない部分を伝えるならどのような部分になりますか?

中島先生
個人も会社も【成長スピード】に関してはどこにも負けない。これは間違いないです。
もちろん成長スピードが早いということは楽ではありません。
エルフレッチェ一同、本気で日本一を目指して邁進しているので、大変なことも多いですが、苦労をともにしてくれる仲間には日本一の光景をみせたいと本気で思っています。

治療家ナビ
熱いですね…!もし、いま就職・転職活動に悩んでいる方に一言声をかけるならどうしますか?

中島先生
もしかしたら、きつい言い方かもしれませんが…。
何かが引っかかってて前に進めない方がいるなら、ぜひチャレンジしてほしい。
自分で可能性に蓋をしたら、それはもう叶わなくなってしまう。
そういう光景を今までよく見てきました。
自分で可能性を閉じてはいけないし、周囲の人も可能性を摘んではいけない。
自分がこうなりたい!というのを発信していってほしいですね。もちろん失敗は沢山あるとは思いますが、前に進むために必須なものだと思うので。

治療家ナビ
ちなみに将来の展望は何かありますか?

中島先生
鍼灸は「ありがとう」が貰える素晴らしい仕事だと思っているのですが、まだ”鍼”は1割しか一般に知られていないそうで。
残りの9割に認知してもらえれば、健康寿命にも貢献できるし業界にも良い風が吹くのではと思っています。そういうのに貢献出来たら嬉しいですね。
プライベートなら家族との海外旅行は年2回いきたい。奥さんも会社経営してみたいね。なんて話したりします笑

治療家ナビ
ありがとうございました!


(不意にお二人の視線が合った瞬間の写真です。)

まとめ

今回、こちらのインタビューを行うにあたって、たくさんのスタッフさんからエルフレッチェの仕事観をお伺いしました。印象的だったのは統括含めスタッフさんも同じような言葉を使っていて、役職をこえて同じ目標を目指していることが深く感じることができました。マナーや仕事に大切なスタンスが揃った組織であることは外部からも感じ取る事ができ、患者さんが笑顔で帰っていく理由が垣間見えるインタビューでした。

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